挑戦者の猛攻 広瀬八段は2時間42分の大長考で、▲1五歩と突き出しました。「代えて▲2四歩は△同歩と取られて、あとからでは▲1五歩が入らない可能性があったと思います」と控室の畠山鎮八段は分析します。すぐに渡辺明王将は△同歩と取り返します。すると、広瀬八段は▲3五歩とさらに突っかけました。控室では「そこですか」と意外そうな様子。再び継ぎ盤が動かされ始めました。現在は下図の▲2四歩まで進みました。広瀬八段が3手連続で歩を突っかけています。 桐山九段は「挑戦者の猛攻が見れそうですね」と見解を示した(畠山鎮八段)