18時30分より、前夜祭が行われました。
(まずは、第6回掛川こども王将戦の表彰が行われた。各クラスの優勝者には、久保王将が揮毫した「王将」の優勝盾が贈られた)
(主催者挨拶 朝比奈豊・毎日新聞社代表取締役会長)
「将棋界の年明けを告げる王将戦が明日から始まります。掛川対局は10年目を迎えることができました。これも地元の皆さまのおかげです、ありがとうございます。掛川対局はいつも熱戦になります。今回もそうなりそうな熱気を感じております」
(主催者挨拶 河野俊史・スポーツニッポン新聞社代表取締役社長)
「掛川対局が10年続いたのは掛川市の皆さまのおかげです。改めて敬意を表し、お祝い申し上げます。久保王将は振り飛車のスペシャリストです。渡辺棋王は昨年の棋王防衛や日本シリーズ優勝、順位戦もすでに昇級も決めるなど好調です。タイトルホルダー同士の激突ということで、皆さまの関心も高いシリーズになると思います」
(主催者挨拶 佐藤康光・日本将棋連盟会長)
「いよいよ平成最後の王将戦が始まります。今期の王将リーグは大混戦でしたが、渡辺棋王が見事に挑戦権を獲得しました。絶好調の挑戦者という印象です。久保王将も年末から調子を上げ、王将戦に照準を合わせてきました。いまは8大タイトルを7人で分けあっています。今後の覇権争いの、その最初の一戦がこの七番勝負ではないかと思います」
(写真=紋蛇、書き起こし=牛蒡)