(対局者・関係者紹介。左から青野照市九段、郷田九段、久保王将、渡辺明棋王、杉本昌七段、木村二段)
(掛川茶PRレディ、堀内爽加さんと松葉理沙さんから花束が贈呈された)
(決意表明 久保王将)
「私の掛川対局はこの10年で6回目になります。年末年始は王将戦に向けて勉強していました。渡辺棋王は最強の挑戦者だと思っています。私も40代に入りましたが、気持ちだけは若いつもりで頑張りたいと思います。去年は第1局でさんざんな目に遭いまして、早く終わってしまったのが心残りでした(13時57分に終局)。一生懸命やった結果ではありましたが、今回は熱のある対局を見せたいと思います。気合を入れて、いい棋譜を残せるように頑張ります」
「私は2015年以来、4年ぶりの王将戦七番勝負になります。掛川城のすぐ近くで、掛川深蒸し茶をいただきながら将棋を指すのは、贅沢な時間です。戻ってこられて、うれしく思います。久保王将とのタイトル戦は11年(棋王戦)以来、8年ぶりになりますが、今回は2日制でもありますし、当時とは違う将棋をファンの皆さまにお見せできればと思います。また、2日制の将棋を指すのは久しぶりなので、シリーズの前半のうちに感覚を取り戻せればと思います」
(写真=紋蛇、書き起こし=牛蒡)