豊島八段が長考 29手目▲6六銀の局面で豊島八段が1時間を超える長考に沈んでいます。(1)△8六歩、(2)△7四銀、(3)△9五角などが検討されましたが、どれも後手が思わしい順ではないようです。控室の稲葉八段は「後手が何かひねり出さないといけない局面かもしれません」と話し、△7四銀▲7五銀△同銀▲7四歩△6四銀▲7三歩成△同銀(変化図)という順を示しましたが、そこで▲7四歩や▲6三飛成の手があり、先手ペースと見られています。