2015年1月30日 (金)

大盤解説会場へ

両対局者は感想戦の前に大盤解説会場へ。ファンの前で本局について振り返りました。

渡辺王将「いろいろあった将棋でした。1日目はかなり激しくて、終盤戦になりそうなところから中盤戦に戻るような将棋でした。飛車が2六に行ってからは形勢判断を含めてよく分かりませんでした。2筋の歩の上に飛車がいる形はないので、常識的な判断が通用しない局面になってしまいました。その後はちょっとうまく指せなかったですね」

郷田九段「封じ手の時点では決戦する順を考えていました。いろいろ考えていたのですが自信が持てなくて、長い将棋にするような手順になって……ちょっと自信がない将棋だったですね。歩が足りなくて1歩に泣いているような感じでした。好転したと思ったのは最後のほうです」

Dsc_0562 (中村修九段が司会進行)

Dsc_0580 (ファンの前で本局の感想を述べた)