皆さまこんばんは。本日はこのような盛大な前夜祭を開催していただきまして、また多くの方に足を運んでいただきまして、ありがとうございました。主催のスポーツニッポン新聞社さま、毎日新聞社さま、ご協賛をいただいております囲碁将棋チャンネルさまに厚く御礼を申し上げます。またこの大田原市では10度目の王将戦開催ということで、市長をはじめ下野新聞社さま、また地元の皆さま方にも厚く御礼を申し上げます。
私自身はこの大田原で対局させていただくのは3年連続3回目なんですけども、このホテル花月さんは9回目ということで、王将戦の対局を熟知しておられますし、対局者にとっては安心して対局できる会場かなと思っております。この大田原対局のひとつの特徴としまして、小学生、中学生の皆さまが見学されるということがあると思うんですけれども、こういうタイトル戦を見る機会はなかなかないと思いますので、いい思い出になればと思いますし、我々プロ棋士としても、模範的な振る舞いを心がけていかなければいけないなと思いました。
今回の七番勝負は第3局ということでいよいよ中盤戦に入っていきますけども、先週の第2局は非常に反響の大きい対局でしたので、今回も負けず劣らずの将棋を指せるように力一杯がんばりたいと思います。短い滞在ですけれども、皆さま方には大変お世話になります。よろしくお願いいたします。
皆さんこんばんは。盛大な前夜祭を開催していただきましてありがとうございます。主催のスポーツニッポン新聞社さま、毎日新聞社さま、ご協賛いただいております関係各位に厚く御礼を申し上げます。
私は大田原市には初めて参りました。栃木県には来ておりまして、学生の友人と、10年以上前になりますけど、日光などを回った思い出があります。今回来て思ったのは寒いということです。王将戦は冬のタイトル戦ですしね。しかし盤上は熱く戦いたいと思っております。今日はたくさんお子さんたちが来てくれてうれしく思いました。将棋は日本の伝統文化です。日本人の精神、持っている知恵が詰め込まれていると思っていますので、今日来てくれたみんなが、将棋のみならず、伝統文化や精神を継承してもらえたらと思いました。
明日から第3局が始まります。新聞紙上、インターネット中継で王将戦を注目してくださるファンの皆さまに、いい将棋、いい対局することで応えたいと思っております。連敗スタートですけれども、気持ちを切り替えていい将棋を指すように全力で臨みたいと思います。今日から地元の皆さま、ホテル花月さんには大変お世話になります。短い滞在ですけれども、どうぞよろしくお願いいたします。