師弟 検分終了後、立会人の鈴木八段が「駒を見てみましょうか」と駒箱を手に取る。その様子を見つめるのは記録係の梶浦三段。鈴木門下で、立会人と記録係が師弟という例は珍しい。「いい駒だ」と鈴木八段が手触りを確かめている駒は、掬水師作・錦旗書の盛上駒。