2014年1月13日 (月)

読みの勝負

9311時10分の局面。封じ手から5手進みました。▲永瀬-△羽生戦の感想戦で示された手順であり、控室の検討でも本線とみられていました。

「ここから数手後の局面を対局者がどう判断しているか。どちらかが倒れている可能性もあります。ここまできて難しい勝負という将棋のほうが少ないですから」(真田七段)

「昔は序盤の知識が少なかったので、このような終盤戦の局面ではもう残り時間がなかったんですよ。だから読みだけでなく大局感で指すこともありました。『こちらのほうが手厚いだろう』といったようにね。今はそうはいかない」(田中寅九段)

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