分岐点 65手目、ここ数手は一本道の変化が続きました。次の大きな分岐点は、図から△6四歩▲4六角の局面になるはずです。そこで(1)△4四馬が昨年の竜王戦七番勝負で森内俊之名人(現竜王名人)が指した手です。渡辺王将は当時先手をもっていました。羽生三冠は前述の永瀬六段戦で(2)△4四歩を指しています。 (昼食休憩明けに撮影)