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2013年2月27日 (水)

一気に終盤戦へ

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戦いが起こってから、本局は一気に終盤戦へと流れ込んでいきました。
図の△6八金は△8八金▲同金△同角成▲同玉△7九銀▲9八玉△8八金までの詰めろ。
後手玉は穴熊が遠く、駒が何枚あっても絶対に詰まない形をしています。
例えば▲8二銀と打っても、△同銀と応じられるとそれ以上王手が続きません。
後手は相手玉だけを見ていればいい状態で、穴熊の遠さが生きる形になっています。

(若葉)

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