2024年1月20日 (土)

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「今度こそ」「今度こそ」と言っているうちに50手目△7三歩まで進みました。17時頃までとは全く別の、新たな対局を見ているかのようです。

副立会人の糸谷哲郎八段は苦笑いしながら「さすがにここで封じ手だと思います。明日は藤井王将がどう攻めをつなげるかが見どころになります」と話しています。

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45手目▲7四歩の局面で封じ手になるかもしれないと言われていましたが、菅井八段は4分の少考で△4五桂と跳ねました。狙いは△5七桂成です。

ここでの候補手は△5七桂成を受ける▲6八角と、受けない▲8六角。▲8六角は△5七桂成に▲7五銀と出ようという意味です。

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今度こそ封じ手時刻まで指さないと見られていましたが藤井王将が9分で▲8六角と出ました。急加速で盤上が動き出しました。上に記したように△5七桂成に▲7五銀を用意していて、強気の対応です。

再び、今度こそ封じ手と言われています。あっさり▲7五銀を許すと後手は指しづらくなると言われていて、△7四銀が候補手です。

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(対局開始前の菅井竜也八段)

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昼食休憩が明けてから、▲7五歩(1時間40分)、△8四角(1時間25分)、▲7四歩(1時間2分)と長考の応酬になりました。△同銀に▲6八角が予想されています。本格的な戦いは明日午前に持ち越されそうです。

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(日が暮れてきた)

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(体を温める武富礼衣女流初段)

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(時計を見て「さて、5時になりましたので」と糸谷哲郎八段が立ち上がって移動した)

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(封じ手用紙に名前を入れる)

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(見守る小林健二九段)

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(ふたりの署名が入り、準備は完了した)

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再開後の一手は14時46分に指されました。糸谷哲郎八段が予想していた▲7五歩です。「6六銀の働きが悪いので、△7五同歩▲同銀とは進めづらいと思います。▲7四歩と取り込ませて△同銀と取るイメージでいきたいですね。△8四角が第一感です」と話しています。

△7五同歩▲同銀に△2四歩▲同歩△2五歩▲2八飛△2四飛は▲6八角と引いて▲3五角を狙われます。先手が穴熊なので、後手はあまり激しい戦いにはしたくありません。

菅井八段も1時間近く考えています。まもなく16時ですが、再開してから1手しか進んでいません。

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(再開直後の藤井聡太王将)