図の71手目で18時になり、藤井竜王が次の一手を封じる意思を示しました。1日目の消費時間は▲渡辺2時間53分、△藤井4時間29分。対局は12日9時に再開予定です。
封じ手予想は、両立会人ともに△7六歩でした。
中村修九段「後手は7筋が主張ですので、それを保つ意味です。藤井さんが時間を使っているのはその後の変化を深く掘り下げているためだと思います」
佐々木慎七段「後手は▲2一歩成を受ける手段がありません。▲2一歩成△5三角に▲7五歩~▲7六歩と7筋を止められてしまうと後手は2筋の損害だけが残ってしまいますので」

図は17時過ぎの局面です。△2四飛を消す意味で3六の桂を取る前に▲2四歩△同歩を利かすのも有力だったようですが、渡辺王将は図で▲3四桂と角取りに打ちました。以下△3一角に▲2二歩が狙いかもしれません。控室では中村修九段、佐々木慎七段の両立会人と谷川浩司九段が継ぎ盤を囲んでいます。以下△7六歩▲2一歩成△5三角▲7五歩といった順を検討しています。封じ手時刻が迫ってきていますので、そのあたりの駆け引きもありそうです。
























