2026年1月24日 (土)

戦型は角換わりに

2026012437関係者が予想したように、戦型は角換わりに進みました。永瀬九段が早繰り銀で早い戦いを志向し、藤井王将が腰掛け銀に構えて受けて立ちます。上図は31分を費やして銀取りに歩を突いた局面です。△7五歩の反発には▲6四歩△7六歩に(1)▲同銀△6四歩に▲5三角が打てます。(2)▲6三歩成として△7七歩成に▲6四角で王手飛車取りが掛かりますが、以下△2二玉▲8二角成に△7八と(変化図)の進行は先手玉の守りが薄く、先手が喜んで望む変化ではなさそうです。
2026012446継ぎ盤を動かす福崎九段は「△5三銀のときにどう指すか。形勢はいい勝負だと思いますが、私は先手を持って指したいです。昔から角換わりで5筋の歩を突いて指すと、苦労が多いと言われています。もちろん、そのあたりは永瀬九段も熟知されていての採用ですし、かなり積極打法です。ただ、この▲6五歩は伸びすぎにもなりうるので、それでも指されたということは藤井王将は形勢を十分と見られているのではないかと思います」と見解を示しました。
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