封じ手の予想は△5八成銀が最有力。そのうえで久保九段に1日目の印象、神谷八段には2日目の展望を聞きました。
(検討する神谷八段(左)と久保九段)
久保九段「一手損角換わりは予想されていなかった戦型でした。後手は▲2五飛(39手目)に△2四銀からゆっくり指すこともできました。△3六銀から△4七銀成は積極的な印象です」
(午前中に封じ手用の封筒を作っていた)
神谷八段「羽生九段が藤井王将の受けを突破できるかどうかです。もう囲うような将棋ではありませんから、後手が動いていく将棋になって、先手はそれに応対する展開になりそうです」
(大盤解説会で解説する神谷八段)