藤井王将の激しい手 図は47手目▲4三銀まで。昨晩、神谷八段は「後手が動いていく将棋になって、先手はそれに応対する展開になりそう」と2日目の展望を話していましたが、藤井王将が44分の長考で銀捨ての激しい手に出て、急に景色が変わってきました。▲4三銀は△同金なら▲2三飛成と成り込む狙いです。後手の直前の手は△3七歩の垂れ歩でした。と金攻めが間に合わないよう、激しい流れにしようとする意図が見えます。 (2日目朝の藤井王将)