2023年1月 9日 (月)

盤上の駒を変える攻め

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上の図は56手目△7四歩の局面。ここから▲6五歩△7三銀▲6四歩△同銀▲6六桂と進んで下の図になりました。6六の駒が歩から桂に変わっています。これで▲7四桂を狙って攻めを継続しようというのが、藤井王将の考えです。上の図は△7四歩と打ったところですが、これは▲7四桂を受けたもの。▲7四桂が実現すると、先手よしと両者が認識していることがわかります。
詰将棋で盤上の置き駒を変えて局面を動かす作品はありますが、指し将棋では珍しい手筋です。特に守り駒の6六の歩を捨てて積極的です。
▲6六桂に△7三銀なら▲7七桂から▲6五桂が一案。うさぎのように桂が飛び跳ねます。 先手は桂を据えて攻めを厚くしましたが、逆に△6六桂の両金取りを食うと、一気に薄くなるため注意が必要です。



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Dsc_4439 (考える藤井王将)