（再開直前、渡辺王将はおしぼりで顔を拭っていた）

（再開後からほどなくして、渡辺王将の手が動いた）

（再開後の一手は▲２二歩）

（渡辺王将が注文した「鰤の香味ステーキ定食」）

（広瀬八段が注文した「鰤漬丼」）

12時30分、図の局面で渡辺王将が38分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲渡辺５時間35分、△広瀬５時間18分。昼食の注文は、渡辺王将が「鰤の香味ステーキ定食」、広瀬八段が「鰤漬丼」。対局は13時30分に再開します。

日本将棋連盟佐渡支部から、トキの写真が贈られました。

写真はトキの写真愛好家で、日本将棋連盟佐渡支部の会員でもある小林勝也さんが撮影したものです。

（佐渡支部の方々と中川八段を囲んで記念撮影。写真右端がトキ撮影者の小林勝也さん）

１日目に続いて、日本将棋連盟佐渡支部から控室に差し入れが届きました。

（卵とバターをぜいたくに使用した洋風せんべいの「文弥人形芝居」。文弥人形は佐渡市に伝わる国の重要無形民俗文化財に指定されている）

（こちらはアーモンド味。本品は新潟県菓子まつり県知事賞を受賞している）

（お金持ちになった気分を味わえる金粉せんべい）

（アメの表面には小判と書いてあった）

10時30分、午前のおやつの時間になりました。注文は両者ともホットコーヒーのみです。

図は４五にいた馬で３四の歩をかすめ取った局面です。以下△２三金▲同馬△２九飛▲５九歩△２三飛成に、あえて▲２五銀が味わい深い一着。すぐに▲３四銀と打てば竜角両取りがかかる形でしたが、△２八竜とされて自陣への侵入を許してしまいます。本譜はいったん重しを載せて竜を封じ込めておき、次の▲３四金に期待しています。

（８時44分、広瀬八段が先に姿を見せた）（渡辺王将８時47分に入室した）

（封じ手が入った封筒を開封する佐藤義九段）

（封じ手の▲３五歩を着手する渡辺王将）

封じ手は▲３五歩でした。佐藤義九段、中川八段、福田二段が本命として挙げていた一手です。