東京の中継担当の文です。昨年12月18日に大阪王将岩本町店で行われたイベント、「大阪王将夢対決」の模様をお伝えします。参加者は渡辺明王将と里見香奈女流四冠による記念対局、トークショー、餃子パーティーを楽しみました。
記念対局は解説を伊藤真吾五段、聞き手を観戦記者の内田晶さんが務め、結果は渡辺王将の勝利。2人は2012年にも、当時の里見香女流四冠が奨励会初段に昇段した記念として対局しています。トークショーでは渡辺王将が「前も危なかったが、今回はもっと危なかった」と話す一幕も。
トークショーではさまざまな話題で盛り上がり、最後に2人が年明けから迎える防衛戦について語りました。渡辺王将は「七番勝負は長丁場なので、1局2局やっていく中で詰めていければ。トップの技術を見てほしい」、里見香女流四冠は「平常心で指していきたい。内容はもちろん、どんなときもあきらめない姿を見てほしい」。パーティーでは出演者と参加者が一緒に大阪王将の料理を堪能。盛りだくさんの一日でした。