豊島八段は△4二桂(70手目)に3時間11分使って大長考になりました。ここ10年ほどの王将戦七番勝負で2時間を超えた長考は下記のとおり(左側が先手、肩書は当時)。3時間を超える長考は、2003年の第52期第3局で佐藤康光王将が記録した、55手目▲4五銀の3時間33分以来です。
2017年 第4局 郷田真隆王将 30手目△3三銀 2時間40分
2015年 第6局 郷田真隆九段 57手目▲4六角 2時間26分
2015年 第4局 郷田真隆九段 37手目▲2四歩 2時間4分
2015年 第1局 郷田真隆九段 59手目△5五同銀 2時間25分
2009年 第2局 羽生善治王将 35手目▲1七桂 2時間2分
2005年 第2局 森内俊之王将 34手目△5一角 2時間8分