いちばん多く示されたのは(A)▲7三角でした。着実に馬を作る狙いです。桐山九段、井田三段、長谷川女流二段、シャンプーハットてつじさんの4名が「自身が指すなら」として予想手にしています。
「45手目▲6五桂と跳ねたからには、封じ手は▲7三角だと思います。以下△8一飛には▲6二角成ですが、そこで郷田さんの指す手が悩ましいんです」(桐山九段)
また「久保先生なら」という視点で(B)▲6九飛の声も数名から挙がりました。飛車の活用を目指します。Twitter解説の八代五段も「▲5八金の銀取りが受けにくそう」とのことで、有力だと見ています。
またほかの手として、北浜八段は(C)▲4七桂を候補にしました。(A)▲7三角から馬を作ったあとで自陣桂を設置する手順は考えられていましたが、このタイミングだとどこに違いが出るのでしょうか。
「▲4七桂と予想しておきます。▲3五歩の攻め(△同歩▲同桂が金銀両取りになる)はほぼ実現します。後手は△4二金引であらかじめ受けたいところですが、それは▲7一角が生じてしまいます」(北浜八段)
以上で対局1日目分のブログ更新を終了致します。
ご観覧いただき、誠にありがとうございました。明日は朝9時から対局再開です。