1日目 午後の大盤解説会場 2時間26分の大長考の▲4六角に対し、渡辺王将がほとんど時間を使わずに△3二玉と指した局面。消費時間は▲郷田九段3時間42分、△渡辺王将2時間13分と差がついている。 (大盤解説中の野月七段) 「2時間26分の長考で▲4六角でしたね。対して△3二玉は予想しやすい手なので、ここでまた1時間や2時間考えるようだと変調ということになります」と話していた。「この▲4六角のあたりから、いろんな手がありそうで、プロとして考えがいがあるところですね」と続ける。