本局が行われている鷺の湯温泉は、2004年に旧安来市・伯太町と合併する前は広瀬町だった地域です。戦国時代には尼子氏が居城とする月山富田城がありました。1666年の大洪水で月山富田城(当時既に廃城)の城下町は流され、新たにつくられた集落が広瀬町の中心部となりました。
鷺の湯温泉は広瀬町の中心部から少し北にある温泉街です。こちらも大洪水で源泉が流失しましたが、明治期に源泉が再発見され、温泉街として再興しました。
今回は広瀬町役場があった地域を中心に写真で紹介します。
(富田川。奥に見えるのが三笠山で、尼子家臣・山中鹿介が三笠山にかかる三日月を見ながら「願わくば我に七難八苦を与えたまえ」と祈った)
(尼子経久像。尼子経久(1458-1541)は因幡・伯耆・出雲・石見・隠岐・播磨・美作・備前・備中・備後・安芸の11ヶ国を勢力下に収め、尼子家の全盛期を築いた)
(凛々しい馬上の姿)