検分 対局室は広々とした和室で「松風」の名が付けられています。数々の名勝負が繰り広げられた、伝統のある対局場です。検分では陣屋所有の駒が2組用意されました。それぞれ対局者が確認して、渡辺王将の判断により、静山師作・菱湖書の駒が選ばれました。関係者の話によれば、大山康晴永世王将が好んで使用した駒だそうです。検分は特に問題もなく、数分で終了しました。 (渡辺明王将) (羽生善治三冠) (立会人の深浦康市九段=左と、副立会人の阿久津主税八段)