2014年1月22日 (水)

検分

対局室はホテル5階。16時50分ごろに羽生三冠が入室し、それから数分して渡辺王将が現れた。上座に着いた渡辺王将が駒箱を開け、二人は駒を並べていく。立会人の佐藤義八段が「問題はありませんか」と声をかけると、二人がうなずく。「明かりは大丈夫でしょうか」の問いにもうなずいた。封じ手については、長机の後ろにある屏風の向こう側にスペースが用意された。
検分で問題はなく、17時前には終了した。対局者が退室すると、記録係の梶浦三段が駒に手を伸ばす。駒の管理は記録係の大事な仕事のひとつ。駒の銘を見せてもらったところ、掬水師作・水無瀬書の盛上駒だった。「タイトル戦の記録は2回目ですが、2日制は初めてです」と梶浦三段。「封じ手がちょっと不安です」と話していた。

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