スローペースの展開 図は15時25分ごろの局面。第1局はこの時間にはすでに77手が進んでいた。第1局は定跡の蓄積がある形だったので進行も早かったが、本局は定型のない分野。手探りの状態に近くなるため進行が遅くなるのは必然とも言える。課題局面からの工夫を競った第1局と、構想の問われる第2局の対比は非常に対照的だ。