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2013年2月

2013年2月 3日 (日)

おやつ

14時30分、対局室におやつが運ばれた。メニューは里見女流名人が苺のショートケーキとシューケーキ、上田女王がモンブランとマカロン。これにそれぞれフルーツの盛り合わせが付く。飲み物は二人ともピーチティー。備前市で作られたもので、ポットからは甘くさわやかな香りがふわっと立ちのぼっていた。

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(里見女流名人の注文した苺のショートケーキとシューケーキ)

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(フルーツの盛り合わせ)

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(こちらは上田女王の注文したモンブランとマカロン。このように2段で運ばれる)

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大盤解説会、始まる

ホテル3階では大盤解説会が始まっている。△5三金(78手目)の局面で次の一手が出題され、「このときだけは中継は見ないでくださいね」と村田女流二段が呼びかけていた。控室では菅井五段と香川女流初段が検討中。

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プチ撮影会

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対局再開

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昼食休憩時の対局室

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昼食休憩に入る

Kifu_6212時、図の局面で昼食休憩に入った。Twitter解説の室岡七段は、ここで▲6五歩が継続手で先手ペースだという。以下△同歩には▲4四歩(参考図)が好打。

A右図で△同金は▲4二角成△同金▲6二角が飛金両取りだ。以下△7五歩と突いても▲同飛で収拾がつかない。したがって右図では△9七角成と角を取るが、▲4三歩成△3一馬▲4四金(下図)と進んだ局面は「先手優勢」と室岡七段。

B後手がこの変化を避けるなら、▲6五歩に△同歩と取らず別の手を指すことになる。

昼食は両者とも松花堂弁当。対局は13時に再開される。

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いよいよ戦いに

Kifu_58互いに駒組みを進めた結果、飽和状態が近づいている。各地で歩がぶつかり始め、近いうちに本格的な戦いに入ることが予想される。囲いの堅さはほとんど互角なので、大駒をうまくさばけるかで優劣が分かれそうだ。
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はんざきセンター

湯原を下流に進んでいくと、「はんざきセンター」がある。「はんざき」とは特別天然記念物オオサンショウウオのこと。体が半分にさけても生きていると伝えられることから、この圏域ではそう呼ばれている。
湯原は自然が豊かで昔からオオサンショウウオが生息し、はんざきセンターはその保護を目的として1971年に設置された。施設内ではオオサンショウウオの生体(最大のもので全長約120cm)や旭川上流水系で見られる各種淡水魚が飼育されており、常時観察ができるようになっている。オオサンショウウオは夜行性のため昼間はほとんど動かないが、写真にある「ダイちゃん」はのそりのそりと動いていた。またオオサンショウウオの骨格標本や淡水魚も展示されている。湯原温泉で人気者だった「マーちゃん」(推定年齢150歳)も、標本となってここで眠っている。
施設の敷地には隣接するように「はんざき大明神」がまつられており、その巨大はんざきはお祭りの山車として、毎年8月8日に催される「はんざきまつり」にも登場する。

【はんざきセンター:岡山県・真庭観光連盟ホームページ】
http://cms.top-page.jp/p/maniwa/3/2/17/

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名湯「砂湯」

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(湯原温泉ミュージアムに展示されている昔の写真。特徴的な角錐の屋根は台風で一度流され、再建されたものだという)

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湯原温泉

湯原は古墳時代から「たたら製鉄」が盛んだった地域で、史跡や金山が数多く存在している。たたら場といえば、アニメーション映画『もののけ姫』で有名だ。たたら製鉄には多くの人手が必要とされ、良質の砂鉄と大量の木材を求めて山から山への移動を行っていた。労働はきわめて過酷で、温泉はその療養のために利用されていたと見られている。ここ湯原もその拠点のひとつだったようだ。
湯原温泉は、昭和56年に「露天風呂番付」で西の横綱にランクされている。湯原ダムのすぐ下にある露天風呂は、川底から砂を噴きあげて温が湧くさまから「砂場」あるいは「砂噴き湯」と呼ばれている。ここには「長寿の湯」、「美人の湯」、「子宝の湯」の3つがあり、年中無休・無料で入浴することができる。

【露天風呂番付:岡山県湯原温泉郷公式ホームページ】
http://www.yubara.com/onsen/yokoduna.html

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(対局前日の撮影の様子)

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(四百年の歴史がある温泉寺薬師堂。「健康かえる」「銭かえる」のお薬師様として親しまれている)

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