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2011年1月

2011年1月23日 (日)

記念撮影(2)

出雲弥生の森博物館では現在、「新発見!とっとり・しまね発掘速報展」が開催中。これは鳥取県と島根県の発掘調査の最新状況を速報するもので、昨年12月に発表された、出雲市の「高浜Ⅰ遺跡」から出土した将棋盤(一部)や駒も展示されています。
この将棋盤はこれまで発掘された将棋盤の中では最も古い時代に使われていたものと考えられており、将棋史に新たな1ページが加わりました。
日本将棋連盟の発表

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(「最古の将棋盤」について説明を受ける)

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(ここにも大勢の報道陣や関係者)

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(左が今回発掘された盤と駒。右下は参考資料として展示されている、尼子氏の新宮党の館跡から発掘された駒)

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(駒は字が判読できない。盤はまな板としても使われていた可能性を示す、刃物による傷跡が見える)

(翔)

記念撮影(1)

東京からの一行は飛行機で出雲空港に着いた後、車で「出雲弥生の森博物館」に移動。
記者や出雲市在住の里見香奈女流名人は博物館にて合流し、両対局者の記念撮影やインタビューが行われました。

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(説明を受ける両対局者)

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(報道陣が両対局者を追う。手前は日本最大級の弥生王墓「西谷3号墓」の10分の1模型)

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(当時の状況をイメージした人形もたくさん置かれていた)

(翔)

2011年1月22日 (土)

前夜祭(7)

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(前夜祭は立食形式)

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(出雲そば)

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(デザート)

(翔)

前夜祭(6)

両対局者が退場したあと、他の棋士がひとことずつ挨拶を述べました。

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森下卓九段「私は里見さんを見るのが初めてかもしれないというくらい、彼女のことを知りません。ある女流棋士に人柄を聞いたところ『意外と毒を持っている』と言われました(笑)。先ほど米長会長が『清水さんは怒っている』とおっしゃっていたので、今回の五番勝負は『毒』と『怒り』の対決ということで(笑)」

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森けい二九段「里見の師匠の森です。師匠が弟子の対局の解説をするということはほとんどないのですが、やっぱり応援しちゃうかもしれませんね。ですから大盤解説会では、手の解説は聞き手の上田さんに任せて、私は裏話をお話しようかと思っています。ぜひお越しください」

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上田初美女流二段「里見さんの人気はすごいのですが、この会場で何度か『里見さんだけが勝つのも面白くない』と言っていただきました。私も精進していきたいと思います」

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野田澤彩乃女流1級「タイトル戦の記録係は初めてなのですが、しっかりと務めたいと思います」

(翔)

前夜祭(5)

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(花束贈呈)

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(対局開催の感謝の気持ちとして、両対局者から長岡秀人・出雲市長に色紙が贈られた)

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(その御礼として、両対局者に記念品が贈呈された)

(翔)

前夜祭(4)

【里見香奈女流名人の挨拶】

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「主催社の報知新聞社様、そして出雲市様、株式会社ユニバーサルエンターテインメント様、多大なご協力をいただきましてありがとうございます。そして本日はお忙しい中、このようにたくさんの方にお集まりいただきましてありがとうございます。地元で挨拶するのは慣れていなくて緊張していますが、女流名人位戦第1局が出雲市で開催されることは、非常に嬉しいことですし、清水市代さんと将棋が指せることが嬉しくて幸せだなと感じます。自分の力を精一杯ぶつけて、いい将棋を指すことが自分の目標です。プレッシャーがかかってしまうかもしれませんが、防衛する責任感を持ちながら、新鮮な気持ちで指せればと思っています」

【清水市代女流六段の挨拶】

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「今回は歴史と情緒あふれる出雲での対局で楽しみな反面、里見女流名人の地元ということで、実は恐る恐る来ました。長岡秀人市長は里見さんにメロメロだし、お師匠さんの森けい二九段まで参戦してますし、また報知新聞社の岸社長まで島根県出身といいますし、私の応援は…と思っていたのですが、先ほど後ろからそっと来て小さな声で『応援してます。頑張ってください』と言って下さった方がいましたので、『よしっ』と思っております。
 里見さんはすごい。1年前と現在ではまったく違います。まさに成長真っ盛りという感じで、実力はもちろんですけれど、タイトルホルダーとしての風格もあふれています。彼女の素晴らしいところは、1年経っても謙虚さ、素直さ、かわいらしさがまったく変わってないところなんですね。これは先輩の女流棋士としてすごくうれしく思いますし、頼もしくも思っております。
 今をときめくタイトルホルダーと五番勝負を指せるというのは私にとっても幸せなことです。どれほどたくさん良いことがあるかわかりません。新しい発見があるかもわかりません。私もいい将棋をご覧いただけるように務めたいと思います。まずは自分らしさ! それをテーマに戦っていきたいなと思います」

前夜祭(3)

【永春神楽団による余興の披露】

神楽(かぐら)とは、神事の際に披露されるお囃子や舞のことですが、近年は保存会のメンバーなどによって、さまざまなイベントで披露されることが多いようです。

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今回は一条戻り橋の話。
渡辺綱(わたなべのつな=源頼光の家臣)が若い女性に道を尋ねられ、一緒に馬に乗せていたところたちまち鬼(茨木童子=酒呑童子の家来)に姿を変え、争う話です。
見どころは女性と鬼の早変わり。

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(傘を持った女性が…)

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(クライマックスでは鬼に!)

(翔)

前夜祭(2)

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(棋士紹介。左から、記録係・野田澤彩乃女流1級、大盤解説会聞き手・上田初美女流二段、大盤解説・森けい二九段、立会人・森下卓九段、対局者・清水市代女流六段、対局者・里見香奈女流名人)

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(特別協賛社であるユニバーサルエンターテイメントの工藤正尚・経営企画室広報・IRチーム部長の挨拶)

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(乾杯の発声は原成充・日本将棋連盟島根県支部連合会会長)

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(原さんの挨拶に聞き入る里見女流名人)

(翔)

前夜祭(1)

22日18時半から、ニューウェルシティ出雲にて前夜祭が開催されました。
会場は大入り満員でした。

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(拍手に迎えられ、両対局者が入場)

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(岸洋人・報知新聞社代表取締役社長の挨拶。岸社長は島根県松江市出身で、ご母堂が出雲市出身)

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(米長邦雄・日本将棋連盟会長。女流名人位戦創設時の裏話などを披露したあと「里見さん。清水さんは怒っとるでぇ~。37回目の女流名人位戦で初めて、A級リーグを全勝優勝しました」)

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(本局の実行委員長でもある、長岡秀人・出雲市長)

(翔)

対局室検分(2)

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(立会人の森下卓九段と記録係の野田澤彩乃女流1級)

513
(野田澤1級と里見女流名人)

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(対局で使用される駒は棋楽作の奥野錦旗。「棋楽」は関西駒の会の会員のアマチュア駒師の号。掃部孝行さんが所蔵する駒で、王将の駒尻には「孝行 持」と書かれている)

(翔)

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