伊藤匠七段が優勢に 図は15時55分頃の局面。△7六歩の突き出しに、先手が8一の竜を7一に寄って7筋を受けたところです。代えて▲7六同銀では△7七飛が嫌だったということだと思われますが、▲7一竜も受け一方の手で、苦しさは否めません。形勢は後手の伊藤匠七段が優勢。相手玉に迫る適切な順を見極めたいところです。 (伊藤匠七段)