先手優勢 ▲7一飛(図)は銀と香2枚の取りになっていて厳しい攻めです。控室の見解は、先手優勢で固まりました。伊藤叡王は図の局面で長考しています。「何か誤算があったとしか思えない」と岡崎七段。前期の第5局は苦しい局面から受けの妙技でしのぎ、逆転でタイトル獲得につなげた伊藤叡王。防衛のためには、前期のドラマを再現しなければいけません。