最終盤 ▲4四歩△5六桂で図。伊藤叡王が攻め合いを挑み、いよいよ終盤に入りました。斎藤八段は対局前に「終盤勝負に持ち込みたい」と話していましたが、本譜こそ望んでいた展開ではないでしょうか。残り時間は▲斎藤14分、△伊藤8分。斎藤八段は図で時間を投入しています。タイトルの行方を左右する勝負どころです。