2023年5月 6日 (土)

2023050632図は対局開始から30分ほどの局面。菅井八段が後手三間飛車の作戦を見せると、第2局に続いて相穴熊の戦いとなりました。

Img_2267(控室で関係者に戦況を説明する佐藤康光九段。モニターを見ながら「本日の藤井叡王は朝から気合十分ですね」と、その様子を見て印象を述べた)

Img_2169(8時35分頃、対局室に関係者がそろっていた)

Img_2179(8時40分、菅井八段が入室)

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Img_2196(8時48分、藤井聡叡王が入室した)

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Img_2201(一礼後、駒が並べられ始めた)

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おはようございます。今朝の名古屋は曇り。対局は9時に開始されます。本日のスケジュールは以下のとおりになっています。よろしくお願いいたします。
(現地大盤解説会は事前申し込み制ですでに締め切られています。ご注意ください)

9:00 対局開始
10:00 午前のおやつ(各控室に)
12:00 昼食休憩
13:00 対局再開
14:00 現地大盤解説会開始(事前申し込み制)
15:00 午後のおやつ(各控室に)
??:?? 終局

Img_2146(当日朝、対局室から望む庭園)

2023年5月 5日 (金)

本局は以下のとおり、ABEMAで動画配信されます。

日時:5月6日(土)8時30分~23時
解説:藤井猛九段、門倉啓太五段、
聞き手:室谷由紀女流三段、武富礼衣女流初段
第8期 叡王戦 五番勝負 第三局 藤井聡太叡王 対 菅井竜也八段 | 新しい未来のテレビ | ABEMA

Photo

以上で本日の更新を終了いたします。
明日もどうぞよろしくお願いいたします。

17時30分頃から関係者による食事会が開かれました。

Img_2098(司会の紹介を受け、両対局者が入室して食事会が開始された)

Img_2097(はじめに、日本将棋連盟会長の佐藤康光九段が挨拶)

「両者、持ち味を十二分に発揮されて1勝1敗で迎える第3局。今日はじっくり休養して明日の対局に集中していただき、素晴らしい熱戦を期待したい」

Img_2107(続いて藤井聡叡王が抱負を述べた)

「か茂免での対局は2回目。素晴らしいところで、初めて来たときは名古屋の街なかにこんな静かなところがあるのかと驚いたことを覚えている。明日からの第3局は熱戦にできるよう全力を尽くしたい」

Img_2115(菅井竜也八段も抱負を述べた)

「先ほど検分で対局室を見て、将棋に集中できそうな素晴らしいところだと感じた。シリーズを注目してもらうには自分の頑張りが必要だと思っている。気合を入れていい将棋が指せるようにしたい」

Img_2133(両対局者の退室後、谷川十七世名人が乾杯の音頭を取った)

「3年前を思うと緊急事態宣言で藤井さんは愛知、菅井さんは岡山で移動もできず対局ができなかった。そんな中でもパフォーマンスが落ちず、頼もしい後輩を持った。明日は力を出しきって名局を展開していただければ」

(書き起こし=文。写真=潤)

検分終了後、菅井八段、藤井聡叡王の順に駒平箱への揮毫が行われました。

Img_2037(揮毫に臨む菅井八段)

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Img_2052(続いて藤井聡叡王が揮毫に臨んだ)

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Img_2072(両者による揮毫。このあと挑戦者の隣に立会人である谷川十七世名人の揮毫が入る)

記念撮影終了後、検分が行われました。

Img_1976(谷川十七世名人と記録係の松下初段が対局室に入っていた)

Img_1990(藤井聡叡王、菅井八段の順に入室した)

Img_1997(2組用意された駒の1組目を藤井聡叡王が盤上に何枚か出した)

Img_2003(菅井八段も感触を確かめる)

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Img_2033(「どちらがよろしいでしょうか」と対局者に声を掛ける谷川十七世名人)

Img_2022(ともに「どちらでも」と答えたが、その後に菅井八段が、「どちらかというとあとのほうが」と返し、藤井聡叡王が「じゃーそちらで」として大竹竹風作、菱湖書が使われることとなった)

16時頃、両対局者と関係者はか茂免入りし、すぐに記念撮影が行われました。

Img_1935(まずは両対局者の記念撮影が行われた)

Img_1946(続いて立会人の谷川浩司十七世名人を挟んで撮影)

Img_1940_2(藤井聡太叡王)Img_1960_3(菅井竜也八段)

藤井聡太叡王(六冠)に菅井竜也八段が挑戦する、第8期叡王戦五番勝負(主催:不二家、特別協賛:ひふみ(レオスキャピタルワークス)、協賛:中部電力、豊田自動織機、豊田通商、日本AMD)は、藤井叡王の先勝後、第2局を菅井八段が返し、1勝1敗のタイとなって改めて三番勝負となりました。藤井叡王が再び突き放すのか、菅井八段がタイトル奪取に迫るか。第3局は愛知県名古屋市「か茂免」で行われます。先手は藤井叡王。持ち時間は各4時間(チェスクロック使用)。使いきると1手60秒の秒読み。対局開始は9時。昼食休憩は12~13時。立会人は谷川浩司十七世名人、現地大盤解説会解説は松尾歩八段、聞き手は貞升南女流二段、記録係は松下洸平初段(森安正幸七段門下)がそれぞれ務めます。


中継は棋譜・コメント入力を文、ブログを潤が担当します。よろしくお願いいたします。

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