後手三間飛車 第1局の戦型は後手三間飛車になりました。初手から▲2六歩△3四歩▲7六歩△3二飛。12手目△3三角で前例を離れています。チェスクロック式の対局では、序盤は時間を節約して早指しで飛ばすことも多いのですが、本局はじっくりと進んでいます。定跡の研究勝負ではなく、地力の勝負になりそうです。図の△7四歩は現代風の手で、以前と比べて振り飛車の作戦の幅が広がりました。 (菅井八段は初戦に三間飛車をぶつけてきた)