2023年4月23日 (日)
大盤解説会始まる
名古屋東急ホテルでのタイトル戦
対局再開
昼食休憩中の対局室
対局者の昼食
菅井八段の手番で昼食休憩に入る
12時、上図の局面で昼食休憩に入りました。消費時間は▲菅井1時間10分、△藤井1時間48分。
昼食は菅井八段が五目あんかけやきそば(南国酒家)とアイスコーヒー、藤井叡王があんかけハンバーグステーキとアイスレモンティー。対局は13時から再開されます。
色紙
これまでの叡王戦番勝負
叡王戦は今期が第8期。第1期から現行の他棋戦にはない、段位別予選を実施して本戦出場者を決めていました。当初はタイトル戦ではなく、優勝者を決める一般棋戦としてスタートしています。第3期からタイトル戦となり、それまでと同様に決勝まで勝ち上がった2棋士による番勝負が行われました。その後、主催者変更に伴って持ち時間や番勝負の局数が変わったこともあり、現在は五番勝負で行われています。第7期までの番勝負の結果は図のとおり。前期は初めて叡王防衛が達成されました。
第8期は藤井叡王が先勝。これまではストレート決着かフルセットしかない叡王戦番勝負ですが、今期はどうなるでしょうか。








ほかに番勝負としては、2005年と2007年に一般棋戦だった第23、25回朝日将棋オープン選手権の決勝五番勝負がそれぞれ指されています。その2局はいずれも先手が勝っていました。前期叡王戦では千日手指し直しの末に先手勝ちで決着し、これまでの名古屋東急ホテル対局は先手しか勝っていません。本局は藤井叡王が、名古屋東急ホテルにおける後手番初勝利に挑む対局となっています。

























菅井八段が穴熊に組みにいったのに対し、藤井叡王も穴熊で対抗します。
進んで、伸びた歩を狙う△6四銀は36分の考慮。以下、▲6八角△5五歩▲6七銀と10時30分過ぎには下図まで進みました。
