東京から北海道へ
第2局は北海道・知床対局
高見泰地叡王に永瀬拓矢七段が挑戦する第4期叡王戦七番勝負。永瀬の先勝で迎えた第2局は北海道斜里郡「北こぶし知床ホテル&リゾート」で行われます。第2局の持ち時間は各5時間(チェスクロック方式)、使いきると1手60秒未満での着手となります。対局は4月13日(土)10時開始です。昼食休憩は12時30分~13時30分、15時におやつ、夕食休憩は18時~18時30分。第2局の先手番は高見叡王となります。
立会人は屋敷伸之九段、現地大盤解説は野月浩貴八段、聞き手は和田あき女流初段、記録係は渡辺和史三段(豊川孝弘七段門下)が務めます。
ニコニコ生放送の解説は広瀬章人竜王、聞き手は貞升南女流初段が務めます。
中継は、棋譜コメント入力を文、ブログを琵琶が担当します。よろしくお願いいたします。
【第4期叡王戦特設サイト】
http://www.eiou.jp/
【ニコニコ生放送】
https://live.nicovideo.jp/gate/lv318990704
【棋譜中継ページ】
http://live.shogi.or.jp/eiou/kifu/4/eiou201904130101.html
【主催:株式会社ドワンゴ】
http://dwango.co.jp/
【協賛:キリンビバレッジ「生茶」】
https://www.kirin.co.jp/products/softdrink/namacya/index.html
【協賛:タカラレーベン】
http://www.leben.co.jp/
【協賛:ローソン】
https://www.lawson.co.jp/lab/tsuushin/art/1349662_4659.html
日本将棋連盟台北支部
海外対局は、本局で24局目となります。初の海外対局は、1976年にアメリカ・ハワイで行われた第1期棋王戦決勝リーグ戦の内藤國雄九段-大内延介八段戦。直近は、2014年の第27期竜王戦七番勝負第1局、森内俊之竜王-糸谷哲郎八段戦のアメリカ・ハワイ対局です。
台湾でのタイトル戦は2002年10月の第15期竜王戦七番勝負第1局、羽生善治竜王-阿部隆七段戦以来、2回目です。千日手が2回続いて無勝負として知られています。
日本将棋連盟台北支部は、竜王戦をきっかけに発足した支部。当時は日本人の会員が多かったですが、現在はほとんどが現地の方だそうです。今回の叡王戦の台北対局にも隅々まで支えてくれました(肩書・段位は当時)。
(支部会員の震煌作の彫埋駒。書体は王鐸書で、明時代の書から駒地に使えるものを抜き取り、五角形の駒に合うように字の形を微調整した、オリジナルものだという。駒作りの技術は日本の駒師「富月」の指導を受けているが、駒字は日本にある書体じゃなくて、新しい台湾独自の書体を追求したそうだ。その際は、指すのも支障がないように、読みやすい字体にするのもポイントのひとつだという)
本局の中継は以上で終了です。ご観戦いただき、ありがとうございました。第2局もお楽しみに。
感想戦(2)
感想戦(1)
終局直後
永瀬七段が第1局を制す
叡王戦第1局は21時24分、135手で永瀬七段が勝ちました。消費時間は、▲永瀬4時間41分、△高見5時間0分(持ち時間は各5時間)。第2局は4月13日(土)に北海道斜里郡「北こぶし知床ホテル&リゾート」で行われます。
21時10分の対局室
先手勝勢
攻守だけでなく、玉の安全度も入れ替わりました。はっきり逆転して、先手勝勢です。