終局直後 (終局直後) (入室する報道陣のなかに石田九段の姿が。高見六段と目が合うと、さっと右手を上げた) (石田九段が手を上げた後、高見六段の表情はぐしゃっと大きく崩れた。それを見られまいとするかのように、報道陣のいる側から顔をそむける) (あらためて前を向く。今日から高見叡王。段位も六段から七段に上がった) (金井六段のタイトル獲得はならなかった)