佐藤天彦九段と千田翔太五段が争う、第2期叡王戦決勝三番勝負は佐藤九段が先勝して第2局を迎えました。対局は迎賓館和風別館「游心亭」(東京都港区)で行われます。過去の対戦は、本三番勝負の第1局のみ。千田五段は初勝利を目指します。
本局の立会人は高橋道雄九段、記録係は山川泰熙二段(広瀬章人八段門下)。観戦記は阿部光瑠六段が担当します。
【大盤解説会】
本局の大盤解説会(事前申込制・12月4日締切済み)はニコファーレ(港区六本木)で行われます。解説は屋敷伸之九段・野月浩貴七段、聞き手は山口恵梨子女流二段・貞升南女流初段です。
また、森下卓九段と中村桃子女流初段が現地から解説やリポートを担当します。
中継は棋譜・コメント入力を吟、ブログを八雲が担当いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
2016年12月10日 (土)
2016年12月 5日 (月)
感想戦(3)
感想戦(2)
2016年12月 4日 (日)
感想戦(1)
終局直後
佐藤九段が第1局を制す
△3八金(投了図)に千田五段が投了。▲1八玉に△2八金▲1七玉△2七金▲同玉△3八銀不成から詰みがあります。終局時刻は21時41分。消費時間は▲千田5時間、△佐藤4時間59分。決勝三番勝負第1局は佐藤九段が制し、優勝にあと1勝としました。第2局は12月11日(日)、東京都港区「迎賓館和風別館 游心亭」で行われます。
佐藤九段が竜を切って迫る
評価値が偏る
残り時間がともに約30分
20時30分、対局開始から10時間と30分がたちました。休憩時間が合計1時間30分あり、残りの9時間を同じようなペースで消費して両者はともに残り時間が30分ほどです。ニコニコ生放送で使われているコンピューターソフト「Ponanza」による形勢判断は、30手ほど前から後手持ちの数字を示しています。