鈴木貫太郎記念館へ
(両対局者は昨日、検分前に野田市にある鈴木貫太郎記念館に足を運んだ。鈴木貫太郎は第42代 内閣総理大臣)
(特別にショーケースを開けていただき、鈴木貫太郎の手帳を見る両対局者と高見五段)
(記念館の前でそろって記念撮影。記念館は野田市教育委員会が管理運営している)
鈴木貫太郎記念館
(吟)
(両対局者は昨日、検分前に野田市にある鈴木貫太郎記念館に足を運んだ。鈴木貫太郎は第42代 内閣総理大臣)
(特別にショーケースを開けていただき、鈴木貫太郎の手帳を見る両対局者と高見五段)
(記念館の前でそろって記念撮影。記念館は野田市教育委員会が管理運営している)
鈴木貫太郎記念館
(吟)
おはようございます。女流名人戦第2局は9時対局開始です。本日の野田市は快晴です。本日もよろしくお願い致します。
本日のTwitter解説は藤森哲也四段が担当します。
下記よりあわせてお楽しみ下さい。
https://twitter.com/shogi_mobile
(吟)
(前夜祭の最後に塚田九段、高見五段、熊倉女流初段が明日の見どころを語った)
塚田「皆さまこんばんは。明日の見どころということで……まず、基本的には清水さんが居飛車党で、里見さんが振り飛車党ということですね」
高見「しかし、里見さんは居飛車も指しますよね。個人的には相居飛車になってくれたほうが解説がしやすいんですが……」
塚田「いやあ、しかし相居飛車はないでしょう」
高見「今回こちらに来るに当たって、両対局者の棋譜を調べて来たのですが、里見さんは休養されていたので、直近の実戦が3局しかないので予想が難しいですね。それぞれ戦型予想をしましょうか」
塚田「では私は、里見さんのゴキゲン中飛車と予想します」
高見「僕は、角交換振り飛車……と言いたのですが、ここは相居飛車を予想します(▲7六歩△3四歩▲2六歩に△8四歩で横歩取り模様を期待するとのこと)」
熊倉「私は里見さんの三間飛車を予想します」
高見「明日は大盤解説を務めさせていただきます。皆さまご来場をお待ちしております」
(前夜祭は3本締めで中締めとなった)
本日のブログ更新は以上です。明日の女流名人戦第2局をお楽しみに。
(書き起こし・八雲、撮影・吟)
(挨拶を述べる里見女流名人)
「今日は本当に盛大な前夜祭を開いていただいて、ありがとうございます。昨年の春から休場させていただき、ご心配とご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。それにもかかわらず、本当に大勢の方々にお越しいただいたことに御礼申し上げます。
第1局は、出雲で対局させていただきまして、一所懸命に指しきることができました。第2局は昨年に引き続きまして、この野田市で開催いただいたことに感謝しております。明日の対局は、体調のこともありますけれど、全力を出し切れるように頑張りたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします」
(清水女流六段)
「皆さまあらためましてこんばんは。いつもこちらに来させていただくたびに、市長から太郎・次郎(野田市ゆかりの名士である、鈴木貫太郎と関根金次郎)のお話を聞かせていただいておりました。関根名人につきましてはよく存じ上げているのですが、今回は念願かないまして鈴木貫太郎記念館のほうにお邪魔させていただくことができました。そして、展示物の中から、直筆の日記まで間近で拝見させていただき、本当にありがとうございました。
また、いつも温かく迎えていただく関根金次郎支部の皆さまもおかわりなく大変嬉しく思っております。皆さまとお会いできることを楽しみにしてこちらに参りました。皆さまの笑顔をエネルギーにさせていただきます。明日、最強と言われる里見女流名人と大きな舞台で指せることは、棋士みょうりに尽きます。しっかり、いい将棋を指したいと思います」
(前夜祭開会。主催者挨拶は丸山伸一 報知新聞社常務取締役編集局長)
「女流名人戦は、女流棋界のタイトル戦の中で最も歴史が古く、大変注目度の高い対戦であると自負しております。これもひとえに、将棋ファンや将棋にたずさわる全ての関係者の皆様のご支援のたまものと、深く感謝申し上げます。
今回の五番勝負は、昨年5期連続でタイトルを獲得し、本棋戦3人目となる永世称号『クイーン名人』の称号を得られた里見香奈女流名人と、本棋戦最多となる10期のタイトルを獲得しておられる清水市代女流六段の対戦となりました。
明日は関根名人記念館で対局が行われますが、近代将棋の父と呼ばれる関根名人と、大阪出身の坂田三吉さんとの名勝負は有名です。明日はそれに負けず劣らずの名勝負を期待したいと思います」