2023年5月 6日 (土)

叡王戦は第2期までが一般棋戦で、決勝のみが三番勝負でしたが、いずれも2連勝決着で第3局は実現していません。第3期から七番勝負となり、その後、第6期から現在の五番勝負となりました。第3期から第7期までの5期においては、持将棋指し直しで1局扱いとなった第5期をのぞいたすべてで第3局の勝者がシリーズを制しています。今期のシリーズが1勝1敗で第3局を迎えていることもあって、大注目の一戦です。

※これまでの叡王戦第3局(肩書きは対局当時)

第3期 ▲高見泰地七段-△金井恒太六段(千日手指し直し局、高見七段勝利)
第4期 ▲永瀬拓矢七段-△高見泰地叡王(永瀬七段勝利)
第5期 ▲豊島将之竜王・名人-△永瀬拓矢叡王(持将棋)
第6期 ▲藤井聡太王位・棋聖-△豊島将之叡王(藤井聡王位・棋聖勝利)
第7期 ▲藤井聡太叡王-△出口若武六段(藤井聡叡王勝利)

上記の通り、第5期の持将棋決着以外はすべて先手番の棋士が勝利を収めています。また、叡王は第6期まで3連敗で、前期、初めて勝利を挙げています。今期はどのような結末を迎えるのでしょうか。

10時になって両対局者の控室に午前のおやつが運ばれました。藤井聡叡王は「カントリーマアム チョコまみれムースケーキ」。菅井八段は「生ミルキー」を注文。また、飲み物に藤井聡叡王は「アイスコーヒー」、菅井八段は「アイスコーヒーとオレンジジュース」をそれぞれ注文しています。

Img_2282(藤井聡叡王が注文した「カントリーマアム チョコまみれムースケーキとアイスコーヒー」)

Img_2285(ケーキは砕いたカントリーマアムを練り込んだムースを「チョコまみれ」にしたもの)

Img_2288(菅井八段が注文した「生ミルキー、アイスコーヒー、オレンジジュース」)

Img_2292(生ミルキーの味はプレーン。北海道産の練乳と生クリームが使われていて、濃厚なコクが楽しめる)

Img_2254(9時になって対局が開始された)

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Img_2259(初手▲2六歩を指す藤井聡叡王)

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Img_2263(2手目△3四歩を指す菅井竜也八段)

Img_2266(関係者が席を退室のために席を立ち始める中、藤井聡叡王の手は動いた)

2023050632図は対局開始から30分ほどの局面。菅井八段が後手三間飛車の作戦を見せると、第2局に続いて相穴熊の戦いとなりました。

Img_2267(控室で関係者に戦況を説明する佐藤康光九段。モニターを見ながら「本日の藤井叡王は朝から気合十分ですね」と、その様子を見て印象を述べた)

Img_2169(8時35分頃、対局室に関係者がそろっていた)

Img_2179(8時40分、菅井八段が入室)

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Img_2196(8時48分、藤井聡叡王が入室した)

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Img_2201(一礼後、駒が並べられ始めた)

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おはようございます。今朝の名古屋は曇り。対局は9時に開始されます。本日のスケジュールは以下のとおりになっています。よろしくお願いいたします。
(現地大盤解説会は事前申し込み制ですでに締め切られています。ご注意ください)

9:00 対局開始
10:00 午前のおやつ(各控室に)
12:00 昼食休憩
13:00 対局再開
14:00 現地大盤解説会開始(事前申し込み制)
15:00 午後のおやつ(各控室に)
??:?? 終局

Img_2146(当日朝、対局室から望む庭園)

2023年5月 5日 (金)

本局は以下のとおり、ABEMAで動画配信されます。

日時:5月6日(土)8時30分~23時
解説:藤井猛九段、門倉啓太五段、
聞き手:室谷由紀女流三段、武富礼衣女流初段
第8期 叡王戦 五番勝負 第三局 藤井聡太叡王 対 菅井竜也八段 | 新しい未来のテレビ | ABEMA

Photo

以上で本日の更新を終了いたします。
明日もどうぞよろしくお願いいたします。

17時30分頃から関係者による食事会が開かれました。

Img_2098(司会の紹介を受け、両対局者が入室して食事会が開始された)

Img_2097(はじめに、日本将棋連盟会長の佐藤康光九段が挨拶)

「両者、持ち味を十二分に発揮されて1勝1敗で迎える第3局。今日はじっくり休養して明日の対局に集中していただき、素晴らしい熱戦を期待したい」

Img_2107(続いて藤井聡叡王が抱負を述べた)

「か茂免での対局は2回目。素晴らしいところで、初めて来たときは名古屋の街なかにこんな静かなところがあるのかと驚いたことを覚えている。明日からの第3局は熱戦にできるよう全力を尽くしたい」

Img_2115(菅井竜也八段も抱負を述べた)

「先ほど検分で対局室を見て、将棋に集中できそうな素晴らしいところだと感じた。シリーズを注目してもらうには自分の頑張りが必要だと思っている。気合を入れていい将棋が指せるようにしたい」

Img_2133(両対局者の退室後、谷川十七世名人が乾杯の音頭を取った)

「3年前を思うと緊急事態宣言で藤井さんは愛知、菅井さんは岡山で移動もできず対局ができなかった。そんな中でもパフォーマンスが落ちず、頼もしい後輩を持った。明日は力を出しきって名局を展開していただければ」

(書き起こし=文。写真=潤)

検分終了後、菅井八段、藤井聡叡王の順に駒平箱への揮毫が行われました。

Img_2037(揮毫に臨む菅井八段)

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Img_2052(続いて藤井聡叡王が揮毫に臨んだ)

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Img_2072(両者による揮毫。このあと挑戦者の隣に立会人である谷川十七世名人の揮毫が入る)