第4期七番勝負第1局 Feed

2019年4月 6日 (土)

Dsc_1303(総督府のあとに訪れたのは……)

Dsc_1368

(中正紀念堂。1975年4月5日に亡くなった蒋介石に対する哀悼の意を込めて建てられた。一般開放は1980年)

Dsc_1360(高さ6メートルを超える、蒋介石像)

Dsc_1361(天井には国章)


72_218時、図の局面で永瀬七段が39分使って、夕食休憩に入りました。休憩時間は30分間。消費時間は▲永瀬3時間8分、△高見3時間50分(持ち時間は各5時間)。夕食は、高見叡王がクラブハウスサンド、フライドポテト、オレンジジュース。永瀬七段はグレープフルーツジュース、ホットコーヒーです。

Dsc_1781(高見叡王の夕食。フライドポテトが山盛り)

Dsc_1784(永瀬七段は食事の注文をキャンセルし、飲み物のみにした)

Dsc_1787(夕食休憩時の対局室)

72

時刻は17時を過ぎ、終盤戦に入っています。直前の形勢について、ニコニコ生放送の藤井聡七段は「後手がよさそうだったが、先手が追い上げて形勢は難しい」と解説していました。△6五桂のタダ捨ては、▲同歩なら△6六桂があり、後に△7八銀成から詰ましにいったときに要の駒として大きく働きます。

Dsc_1641(昼の永瀬七段。追い上げているとの評判だ)

Dsc_1291(腹ごしらえをすませた一行が向かったのは……)

Dsc_1294(総統府。日本統治時代の1919年に建てられた建物で、建築家の辰野金吾も携わった。辰野金吾は現在の東京駅を設計した。赤煉瓦と白のコントラストが非常に似ている)

Dsc_1298(今日は建物の目の前でコンサートが行われていた)

対局場と同じホテル「圓山大飯店」の10階では、現地大盤解説会が行われています。現地の方を中心に100人を超える人々が来場し、会場は超満員です。

Dsc_1672(大盤解説会の会場は10階)

Dsc_1675_2(100人を超える人々が来場している)

Dsc_1686(解説の三浦九段)

Dsc_1691(台北支部の方が解説を中国語に翻訳して伝えていた)

61▲3四銀と打った手に対し、鈴木九段は「勝負手」と評しています。▲3四銀は△1三角から△2五歩を牽制した意味。後手は模様のよさを拡大する手がありそうで、勝負どころです。

Dsc_1666

(昼食休憩開けの高見叡王。初の防衛戦はペースを握ったとの評判だ)

15時、午後のおやつが出されました。高見叡王はアズキのライスケーキ、マンゴープリン、新鮮フルーツ盛り合わせ、ホットコーヒー、アイスクリームシェイク。永瀬七段はアズキのライスケーキ、杏仁豆腐にフルーツとミルク添え、グレープフルーツジュース、ホットコーヒーです。おやつの量は、高見叡王のほうが多くなりました。

Dsc_1706(高見叡王のおやつ)

Dsc_1699(永瀬七段のおやつ)