第4期七番勝負第1局 Feed

2019年4月 6日 (土)

昨日はお昼過ぎに台北に到着後、ホテルに荷物を置いてから、台湾名物の小籠包を食べにいきました。

Dsc_1215(空港からバスで移動)

Dsc_1217(車窓からは、台湾らしい町並みが広がる)

Dsc_1227(一行が訪れた小籠包のお店)

Dsc_1228(列ができるほど大人気だった)

Dsc_1232(「地元の人みたいだね」といわれ、三浦九段は苦笑していた。海外旅行は、今回が初とのこと)

Dsc_1611(昼食休憩時の対局室)

Dsc_1627(対局は12階で行われているので、眺めがよい)

Dsc_1617(現局面)

Dsc_1622(高見叡王の王将)

Dsc_1623(永瀬七段の玉将)Dsc_1618(高見叡王のほうが時間を多く使っている)

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12時30分、ここで高見叡王が39分使って昼食休憩に入りました。休憩時間は12時30分から1時間。消費時間は▲永瀬39分、△高見1時間49分(持ち時間は各5時間)。 

対局者の昼食は、高見叡王が揚州チャーハン、小籠包、ウーロン茶。永瀬七段が揚州チャーハン、小籠包、豚肉とへちまとえび蒸餃子、麻婆豆腐(辛さ普通)、クラブハウスサンド、グレープフルーツジュース、ホットコーヒー。

Dsc_1605(高見叡王の昼食。揚州チャーハンは2人前ぐらいあった)

Dsc_1606(小籠包は台湾名物のひとつ)

Dsc_1590(永瀬七段の昼食。全部で4人前ぐらいあった)

Dsc_1592

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Dsc_1598

393八の飛車を3六に浮いたのは、▲3五銀~▲3七桂と組む狙いですが、高見叡王が△8六歩▲同歩△8五歩と仕掛けました。
42▲8五同歩は△同桂▲8八銀△8七歩▲同金△9七桂成。

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▲9七同香は△8六歩▲7七金△同角成▲同桂△8七歩成で崩壊します。

控室でも継ぎ歩は指摘されていました。見つけたのは「木村さん」(鈴木九段)、「大ちゃん」(木村九段)と分かれていますが、評判は「後手が機敏に動いてペースを握ったのでは」で一致しています。

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戦型は角換わりになりました。木村九段、三浦九段のコメントは以下の通りです。

「永瀬七段が腰掛け銀ではなく早繰り銀を採用し、後手が△3三角と手放す展開になりました。私は昨年の王将戦の▲渡辺明-△豊島戦で、先手が快勝したのが印象に残っています。後手は玉形がまとめにくいので、このまま攻められないときつくなります。3三の角が働くかどうかですね。先手は玉を固めてから攻めればいいので、方針がわかりやすいといえます。▲6六歩を突くかどうかがひとつのポイントです」(木村九段)

「先手が▲6八金右から固めた場合は、後手は何もしなかったらひどい目に合うので攻めていきますが、居玉なので反撃の当たりが強いです。形勢は互角でも、実戦的には先手が勝ちやすいので、高見さんがどうバランスを取るかが大事ですね。後手は悪くなるとそのままだめになるので、神経を使います」(三浦九段)

Dsc_1582(11時過ぎの控室の様子)

Dsc_1544(9時48分、挑戦者の永瀬七段が入室)

Dsc_1546(身の回りを整え、メガネを拭いた)

Dsc_1541(永瀬七段のお盆には、生茶やコーヒに加えて、バナナが用意されている)

Dsc_1550(高見叡王は9時53分に入室した)

Dsc_1554(上座の高見叡王が駒箱を開ける)

Dsc_1556(王将を据える)

Dsc_1560(下座の永瀬七段)

17時ごろ、圓山大飯店で対局検分が行われました。

Dsc_1383 (高見叡王)

Dsc_1387 (永瀬七段)

Dsc_1390

(皆が見ている先には……)

Dsc_1392(東に大きな窓。12階ということもあって台北市内を一望できるが、日光が直射しては対局しにくい。明日に改めて確認し、必要があれば調整するということで合意された)

本日の更新は以上で終了です。食事会や観光の様子は、明日に掲載いたします。