藤井聡太叡王あいさつ
「叡王戦では不二家さまから対局時のおやつをご提供いただいておりまして、今期も定番のものから新作まで幅広くご用意していただき、恐れ多いながらも楽しみのひとつになっています。明日は1勝1敗で迎える第3局ということで、非常に大きな一局になりますが、糖分補給をしつつ、一局通して集中して指したいと思っています。大盤解説会も開催していただきますので、皆さまに楽しんでいただけるような熱戦にしたいと思っています。どうぞ、よろしくお願いいたします」
伊藤匠七段あいさつ
「第1局に続いて名古屋での開催となりますが、私も名古屋には親戚がいて、子どものころによく遊びにいっていたので、名古屋で対局させていただけるのは大変うれしく思っております。また、第1局では敗れてしまいましたので、今回の第3局にかける意気込みは強くなっております。明日は一局を通して、集中して、よい将棋をお見せできればと思っております。どうぞ、よろしくお願いいたします」
(対局者はここで退場。明日に備えて自室で夕食をとる)
(乾杯の発声は立会人の島朗九段)
「今日は熱気がひしひしと感じられ、コロナの前の将棋界に戻ったんだなと思っています。主催の不二家様はじめ、特別協賛のレオスキャピタルワークス様、また多くの皆様のおかげで素晴らしい会になりました。また遠くからもいらしていただいたと聞いております。ファンの方に支えられている将棋界を実感しております」
(賓客が一斉に杯を掲げた)
(対局者あいさつ書き起こし=夏芽)