2024年4月 7日 (日)

高見七段の見解

Dsc_3075(叡王戦ならではの「見届け人」のアテンドは、高見泰地七段と長谷川優貴女流二段が担当している。高見七段に終盤戦の見解を聞いた)

2024040781図は△6五銀とぶつけた手に▲5五銀と出たところです。高見七段は△7六銀の攻め合いを予想していたため、実戦の△5四歩には意外そうな表情でした。当初の検討では▲6四歩△5三金▲2二とで先手やれそうでしたが、以下△5五歩▲3二と△7六銀と進むと後手の攻めが速いのという評判でした。
実戦は▲6四歩△5三金に、▲2二とではなく▲4一角です。

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▲4一角は高見七段の読みになかった手でしたが、すぐに「なるほど」とつぶやきました。△5五歩▲3二角成と進むと馬が自陣に利いていて△7六銀を防いでいます。伊藤七段も▲4一角は読みの本線になかったのか、手を止めています。終盤の勝負どころで、次の手が勝敗を分けてもおかしくありません。