2022年4月28日 (木)

長考の応酬

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昼食休憩明けから長考の応酬があり、一手が重い戦いになりました。休憩明けの△2四同歩(36手目)が約1時間5分、▲6五桂(37手目)が約58分。そして15時40分の時点で出口六段の考慮時間が1時間に達しています。

控室では後手側を持つ佐藤康九段が「手がわかりません」と首をひねっていました。狙いは単純に▲4五桂から中央に殺到する筋ですが、うまい受け方が見えない状況です。振り返ると、2筋に歩を合わせたのは▲2四同飛として2筋に戻る狙いに見えました。歩を合わせてから桂を跳ね出すのは意外な組み立てに映ります。

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