将棋会館の4階は特別対局室をはじめとした対局室があり、入り口にはホワイトボードで部屋割りが示されています。入り口から見て右手奥に特別対局室、右手前に「高雄」「雲鶴」「棋峰」のある大広間、左手に「飛燕」「銀沙」が位置しています。入り口の左手前には「桂」があり、食事部屋や休憩用の控室として使われていましたが、近年の対局数の増加に伴い、対局室として使えるように整備されました。
5階は対局室の「香雲」と「歩月」のほか、中継などの作業用に個室があります。以前は個室が宿泊用に貸し出されていましたが、現在は使われていません。
午後になり、ABEMAのマルチアングル放送に出演する女流棋士が控室を訪れました。将棋会館で番勝負や挑戦者決定戦が行われる際は、「飛燕」「銀沙」が控室として使われるのが慣例になっています。