叡王の粘り 図は18時15分の局面。後手がリードを広げてそのまま押し切るかと思いましたが、豊島叡王が粘りを見せています。まだ逆転したとは見られていませんが、図の▲3八銀の受けで、いったんヨリが戻ってまだまだ大変のようです。両者はすでに一分将棋です。「だいぶあやしくなっています。これはわからないですよ」(青野九段) 見届け人の所有となる駒の箱には、両対局者と立会人が揮毫して渡される。