時刻は17時を回り、70手目△3五桂まで進みました。控室の都成六段は、この桂跳ねに「意外な一手」とコメント。続けて「△3五桂は次に△4七桂成を狙っていますが、桂を成った瞬間に▲3六角とか▲2四桂とかあるので、少し危ないという印象ですね。だからと言って△3五桂のあとに△3八馬と寄るのでは駒がだぶる感じですし。なので先手は▲4三とか▲5五桂とか、何か攻める組み立てを考えたいですね」と話しています。
(控室で継ぎ盤を動かす都成六段)
(一方、大盤解説会場には、福崎九段がゲスト出演していた)
(第2局立会人の福崎九段)