2020年7月19日 (日)

第3局終局

Img_4461(終局直後の様子)

Img_4463・永瀬拓矢叡王インタビュー

―本局を振り返って?

永瀬 少し指せていたような気はするのですが、それが具体的なものかどうかよく分からなかったので。ただ、作戦としてはある程度はうまくいったんじゃないかな、とは思います。

―序盤から流れを作っていた印象でした。手応えは?

永瀬 対局者だと結構、難しい将棋なのかなと全体的に思っていました。△8六歩(86手目)から8七玉型になってからは、こちらもかなり受けに神経を使う展開になりましたので、嫌みがついてしまったのかなと思います。

―次局に向けて?

永瀬 1時間半後ぐらいですが、次の対局に集中できるようにして頑張りたいなと思います。


Img_4466・豊島将之竜王・名人インタビュー

―本局を振り返って?

豊島 定跡形の将棋だったのですが、開戦のところの手順に工夫をされて、それにうまく対応できなくて。時間を使って考えたのですが、多分、あまりいい手を指せませんでした、基本的にずっと悪いというか自信がないというか、そういう感じで進んでいって。(120手目△2六銀以下)飛車を取ってからは入玉含みで粘るというか、持将棋になるかどうかみたいな感じだったかなと思います。

―次局に向けて?

豊島 切り替えというか、しっかり頭が働くようにして頑張りたいと思います。

Img_4467(関係者より、次局以降の説明を受ける両者)

インタビュー書き起こし=飛龍記者
写真撮影=武蔵


以上で、第3局の中継を終了します。
第4局は予定開始時間を遅め、19時30分から開始です。
ご観戦いただきまして、誠にありがとうございました。