松島の海岸と朱塗りの渡月橋で渡る雄島は、瑞巌寺とつながりの深い霊場として知られています。島内や周辺の海岸には、岩を掘って造られた磨崖仏や地蔵、卒塔婆、石碑などが数多く残されており、多くの僧侶が修行したといいます。中でも1104年に島に入った見仏上人は非常に高い法力を持っており、それを称えて鳥羽天皇が千本の松を送ったことで、雄島が千松島と呼ばれるようになり、いつしか海岸一帯が松島と呼ばれるようになったとわれています。
雄島へと渡る、渡月橋。
この先が霊場、雄島。
雄島に渡る手前の海岸にも岩を掘った卒塔婆などがある。
雄島に渡るとすぐに鳥居がある。
鳥居の上には稲荷大明神。