第4局はまもなく開始です。
富岡製糸場は明治5年(1872年)に設立された、日本初の本格的な器械製糸工場。全国から集められた女工は、伝習を終えると出身地に戻り、器械製糸技術を伝えました。その一人である和田英(旧姓:横田)は当時の回想を『富岡日記』にまとめています。明治期の日本を支えた重要施設です。
官営で始まった製糸場は、後に民間に払い下げられ、昭和62年(1987年)まで操業が続きました。平成26年(2014年)に世界遺産登録。繰糸所、西置繭所、東置繭所の3棟も同年、国宝に指定されています。
(富岡製糸場入り口)
(明治5年操業開始)