第8期挑戦者決定戦 Feed

2023年3月16日 (木)

20230316_eiousen2両対局者の対戦成績は、永瀬7勝、菅井3勝。振り飛車党の菅井八段が居飛車を指していた時期もあり、2015年の対戦では相掛かりや矢倉戦になりました。
叡王戦では第1期の六段予選、第4期の挑戦者決定三番勝負(第4期と第5期は挑戦者決定戦を三番勝負で争う)で対戦。第1期は永瀬王座が勝ち、第4期も永瀬王座が2勝1敗で制しました。第4期に挑戦権を得た永瀬王座は、七番勝負で当時の高見泰地叡王に4勝0敗で勝って、初タイトル獲得につなげています。
また、長手数の対局が多いことも特徴的です。近年の公式戦の平均手数は110手前後。それ以下の手数で終局した将棋は1局しかありません。10局の平均手数はなんと152.7手です。第4期の挑戦者決定三番勝負は、すべて150手を超えています。

Dsc_6762001 (菅井八段は軽く屈伸運動をして着座)

Dsc_6836 (駒箱を開ける前に持参のアルコールスプレーをぬるのが永瀬流)

Dsc_6810 (脇息にかけられていた永瀬王座のタオル。緑色はカメだ。永瀬王座は「鬼亀」と揮毫する)

Dsc_6787 (駒を並べる永瀬王座)

Dsc_6830 (厳しい表情の菅井八段)

Dsc_6838 (定刻10時に対局が始まった)

Dsc_6839 (永瀬王座の初手は▲2六歩)

Dsc_6827 (菅井八段は2手目△3四歩からゴキゲン中飛車を採用)

2023年3月15日 (水)

20230316_eiousen藤井聡太叡王への挑戦を目指す、第8期叡王戦挑戦者決定戦の永瀬拓矢王座―菅井竜也八段戦は3月16日に東京都渋谷区「シャトーアメーバ」で行われます。
永瀬王座は第5期以来の番勝負、菅井八段は初めての五番勝負登場を目指します。
持ち時間は各3時間(チェスクロック使用)。先後は永瀬王座の振り歩先(歩が多ければ永瀬王座が先手)の振り駒で決めます。本局の棋譜中継は銀杏が担当します。よろしくお願いいたします。
また、本局はABEMAで動画配信もされます。映像でもご観戦ください。

棋譜中継ページ
http://live.shogi.or.jp/eiou/kifu/8/eiou202303160101.html
ABEMA
https://abema.tv/channels/shogi/slots/FJTcqswGYi2LeT

【主催:株式会社不二家】
https://www.fujiya-peko.co.jp/
【特別協賛:ひふみ】
https://hifumi.rheos.jp/
【協賛:中部電力】
https://www.chuden.co.jp/
【協賛:株式会社 豊田自動織機】
https://www.toyota-shokki.co.jp/
【協賛:豊田通商株式会社】
https://www.toyota-tsusho.com/
【協賛:AMD】
https://www.amd.com/ja